上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
適応
食道がん、食道潰瘍、胃がん、胃潰瘍、食道・胃静脈瘤、十二指腸潰瘍などの診断
胃がんは、早期診断さえ可能なら根治可能な病気となってきました。いかに早期に見つけられるかが、予後を左右する大事な因子です。また、現代病とでもいえるのでしょうかストレスによる潰瘍も少なくありません。
胃に不安を感じたら、なるべく早期に胃の検査を行いましょう。また、1年に1回ぐらいは胃の検査を受けましょう。
同じような検査に、上部消化管造影(バリウム)検査があります。当院で行うバリウム検査は検出率が高く、ある種の胃がんでは内視鏡より全体の観察ができるなど、簡便で良い検査です。
一方ガンは、その細胞を直接採取し病理学的検索を行い診断するものですから、胃の粘膜病変の観察や早期胃がんの検出にはカメラのほうが有利です。
ご注意いただきたいこと
検査前
1.検査前日
アルコール・コーヒー・香辛料等の刺激物をさけ、夜9:00以降は固形物の食物はとらないで下さい。タバコは控えめにし、睡眠を充分におとり下さい。
2.
検査当日
【食事について】
朝食及び昼食は、食べないで来院して下さい。但し、午前の検査の方は朝6時までは、粒のないジュース・お茶・ミルク抜きの紅茶等は飲んでもかまいません。
牛乳やコーヒーは、絶対に飲まないで下さい。
【内服薬について】
午前の検査の方………血圧・心臓病の薬を飲んでいる方は、検査終了1時間後、水分を飲んでむせなかったら内服して下さい。
検査後
1. 検査後は、のどの麻酔がとれるまで1時間くらい口の中がしびれます。のどの痛みも時間とともに軽減してきます。
2.
うがいはあまり上を向かず、口をゆすぐように行なって下さい。12時間ぐらいして水分を飲んでむせないようでしたら、食事を摂ってください。
3.
ただし、組織をとる検査を受けた場合は2時間位、剌激のないものを食べて、本日中は禁酒を守って下さい。
4.
胃・腸に送気した空気は、出来る限り抜きましたが、まだたくさん残っていることがあります。それがガスとして出るまで、お腹が張って軽い腹痛がある場合もあります。
5.
注射をされた方は、12時間は目の焦点が合わなくなりますので、車の運転を控えてください。
6.
青色素を使用した場合は、尿や便に少し青い色がつくことがあります。
7.
食道の色素散布を受けられた方は、1日くらい胸やけ様の症状がることがあります。
注意事項
次のような症状がありましたら、直ちに電話でご連絡ください。
1.
激しい腹痛
2.
海苔の佃煮のような黒く軟らかい排便
3.
血または黒い液の嘔吐