心室性期外収縮

心臓の電気は洞結節で作られ、心房から心室へと1分間に何回と正確に伝えられるはずですが、ときどき洞結節ではないところから電気の刺激がでることがあります。”脈がとぶ”などの症状がでる人がこれにあたります。

期外収縮は心房性のものと心室性のものとがありますが、心臓上部から出た心房性の期外収縮は、通常正常のルートをとおって心室へ伝えられますのでまず心配いりません。

ところが、心室性の場合は少し注意が必要です。自動車のエンジンは、ガソリンを吸ってこれを圧縮し用意が出来たところでスパークプラグを発火させますが、ガソリンを吸ってもいないし、圧縮させてもいない時点で発火させたらどうなるでしょう。おそらく必要な爆発が起こらないか、場合によってはエンジン内部を壊す可能性があります。

心臓の場合も同じで用意が出来ていないときに刺激が加わっても十分な収縮が得られないことが多いことと、不用意な刺激が加わると心室頻拍という重症な不整脈を引き起こすことがあります。