徐脈に対するペースメーカー植え込みの適応
J Am Coll Cardiol, 4: 434-442, 1984
  クラス1 よい適応である クラス2 適応としてもよいが,意見の分かれるところ クラス3 適応ではない
房室ブロック (1)   III度房室ブロック

●症状あり●心拍数40/分以下 ●3秒以上の心停止 ●徐脈を誘発する薬剤の 服用が不可欠 一時ペーシングにて症状改善 (2) II度房室ブロック ●症状を伴う徐脈 (3) 心房粗細動で症状を伴う II度~III度房室ブロック
(1) III度房室ブロック ●心拍数40/分以上 (2) II型II度房室ブロック (3) His束以下のII度房室ブロック (1) I型II度房室ブロック (2) I度房室ブロック
急性心筋梗塞 (1) III度房室ブロック (2) II型II度房室ブロック (3) 症状あり (1) 一過性III度房室ブロックに新しい脚ブロック (2) 新しい脚ブロック (1) I度房室ブロック (2) 無症状のI型II度房室ブロック (3) 右脚か左脚ブロック (4) 新しい1枝ブロック (5) 無症状の洞徐脈
2枝および3枝ブロック (1) 症状がある枝ブロック ●H-V間隔が異常延長 ●発作性III度ブロック ●発作性II型II度ブロック (2) 症状あり心房ペーシング120ppm以下でH-Vブロックとなる (1) 症状がある枝ブロック ●H-V間隔が正常 (2) 心房ペーシング130ppm以下でH-Vブロックとなる (1) 無症状の枝ブロック (2) 無症状の枝ブロックと1枝ブロック
洞機能不全症候群 (1) 症状あり ●徐脈頻脈症候群も含む ●徐脈を誘発する薬が不可欠 (1) 症状あり ●心拍数40/分以下で症状と因果関係不明 (1) 無症状
頚動脈洞過敏症 (1) 頻繁な失神発作 ●頚動脈洞摩擦で3秒以上の心停止,因果関係が明白 (1) 頻繁な失神発作 ●頚動脈洞摩擦が陽性だが因果関係が不明 (1) 頚動脈洞摩擦が陽性 ●めまいなど症状が軽い
(注)
症状:失神,痙攣発作,うっ血性心不全,めまい,運動耐用能の低下など 
徐脈:心拍数40/分以下あるいは3秒以上の心停止
I型:ウエンケバッハ型,II型:モビッツ型


更新日 98/09/08